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ご返答有難うございます。実際に、足を運んだ店は10店もないですよ。出演した店の半分がもう閉店しているのを知ると、私が日頃仕事で接しているお客と共通しているのかな、と感じました。
私は、消費者金融の債権管理をしております。主力商品として、保証人担保の「おまとめローン」というのがあります。これは、キャッシングで借り入れ件数が増えてしまったお客に、保証人をつけて借り入れ件数を減らして、おまとめするというローンです。私も一時期営業をしていて、その商品の契約で、お客は契約直後は、もうこれ以上借り入れはしません、と一応約束します。しかし何ヶ月か経つと、半数近いお客は、再び借り入れを増やしてしまい、最悪支払不能に陥ってしまいます。要は、再び悪い怠け心が芽生えてしまったお客が多かったのです。
あの番組に出演して、一時期良くなっても、また元通りに戻ってしまう人が多かったのは、テレビ出演の力だけを信じて、努力を怠っていた人が多かったのかなあと、今思えば感じました。テレビに出たのは、貧乏脱出への単なるスタートであって、そこから完全に脱出するまでのゴールは長いのです。それを、勘違いしていた人が多かったのでしょう。そう考えると、「ぶん福」の店主の苦労は、並大抵のものではなかったでしょう。ちょっとでも気を抜いてしまったら、怠け心が誰だって芽生えてしまいますからね。
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