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木幡さんのおっしゃるとおりです。
達人達は料理を教えているわけではないようです。
あほうどりの達人が言ってましたっけ。
「ホイル焼きなんて、いつでも覚えられるじゃん！」
料理を教えられるのは、基本的なことと、メニューのほんの触りだけ。
あとは店主が、それを受けてどう自分を変えていくかです。
多くの店主が修行後に、顔つきを変えていることがその証しでしょうか。
みのさんも「みの面接」でかなり厳しいことを言っていましたよね。
ヒロシ君だって、はじめ達人から多くを教わっていませんでした。
パパはそれを悪意に取って、タレを自分のものに変えてしまいました。
一方、ヒロシ君は達人に忠実に従って実践を積み、本当のものを得ていきました。
その結果、今では完全にむつみ屋の味を再現できます。
しかし、そこまで来ると、もうそれは必要なくて、そこにはオリジナルラーメンが
生まれているわけです。
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