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続いて、伝説の達人を3人紹介。そのうち最後の一人が今回の修業先。
前ふりの2つはなんなのでしょう?
◆伝説の達人1 弟子屈ラーメン総本店 菅原憲一
http://teshikaga-ramen.com/
道東の温泉地、摩周湖の南西にある弟子屈(てしかが)ラーメン。全国から7万人が訪れるという。
住所は「摩周1丁目1-18」。へんぴな場所なのに、40席ある座席はびっしり埋まり、1日20万円の売上があるという。
でも、HPを見ると一番最初の店舗は札幌の二十四軒店が最初で、その次がラーメン横丁店だった様子。
東京大森に進出して閉店したり、実は結構紆余曲折している感じ。
元広告マンから脱サラし、今や6店舗年商2億7000万円。
総本店では摩周湖の天然伏流水&地元食材にこだわっている。
成功の秘訣は「俺はこういうラーメンを出そうという信念を貫け」だそうだ。
北海道の食情報誌等も手掛けていて、弟子屈ラーメンのオーナーというよりも、店舗企画、設計、施工等フードビジネスの専門プロデューサーというのが正しい感じ。
◆伝説の達人2 無鉄砲 赤迫重之
京都木津川。無鉄砲。海外を含め8店舗を展開。1日4000人を集める。
http://www.muteppou.com/
こちらも14年前に脱サラ。成功の秘訣は1日300キロ使う「とんこつスープ」
他にはないラーメンを目指せ。
◆伝説の達人3 麺屋いろは 栗原 清
麺屋いろは、12店舗、年商6億円。
富山ブラックの名で東京ラーメンショー2011で1日4252杯を売り、3年連続日本一に輝く。
こういう限定イベントだと、名前のインパクトから一度食べてみようと思いますよね。
達人栗原清は現在57歳。30台半ばで脱サラ起業したものの、倒産2億円の借金。
37歳でラーメンに転向し、幸せを勝ち取る。
詳しい話は↓に書いてある。
http://www.tonio.or.jp/joho/tonionews/kigyo-jirei/pdf/jirei10.pdf
大手運送会社の地方販社の雇われ社長から、独立し、
・コンテナを改装したカラオケボックスの事業
・自己啓発の教育プログラム販売事業
・薬草酒をメインにする居酒屋
を経営。コンテナを改装したカラオケボックスの事業はヒットしたが、大資本がこれに追随し、再投資のタイミングを誤って資金ショート&倒産という流れ。
倒産しているのに自己啓発教育をするわけにもいかず、残ったのは居酒屋のみ。ここでラーメンを作ったのが最初だとか。
それにしても倒産早いね。平成元年に独立してから4年で急成長&倒産&ラーメンで再起。
まぁ銀行もじゃんじゃん金を貸してくれた頃で、結局バブルに翻弄されただけともいえる。
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