愛貧店あるある

Sep 22, 2016

番組にはいろいろな愛貧店が出てきますが、回を重ねてくるとだいたい貧乏店のパターンが見えてきます。

  1. お店が汚い
  2. メニューが増殖する
  3. 修行せず我流
  4. 素直じゃない
  5. 冷凍や出来合いの材料を使う
  6. 基礎体力が無い

おおよそこんなところでしょうか。

お店が汚いにもいろいろあり、掃除する習慣ができていないというパターンの他に、自宅の延長のようにいろんな小物を置きたがるというのもあります。実際、愛貧店に食べにゆくとレジ回りとか窓辺など、ちょっと隙間に食玩のおまけだったり、どこかの郷土土産だったり、そういうものをチマチマと並べていることがよくあります。職場だという概念が薄いんでしょう。

お客が来ないのでどうするかというと、おいしいメニューを工夫するのではなく、メニューを増やす方に展開してしまうのがありがちなパターンです。常連さんが増えてくれるのであればそういう居酒屋もありだと思うのですが、やはりおいしくなければどうしようもありません。

もう一つの方向は、冷凍食材や、出来合いの食材で対応してしまうというものです。たとえばそこいらのコーヒーショップであれば、仕入れのコーヒー業者がカレーでもピラフでもどんな食材でも調達してくれます。でもコーヒーショップで超絶おいしいカレーは求めません。でもカレー屋のカレーはきちんと作ってほしいところです。うどんやそばの修行は麺づくりから始めますが、自分が汗をかいて原料から作ることにより利益率も上がり、経営も安定します。

ただ、愛貧店の店主はお店での本格的な修行経験がないので、体力がありません。仮に客が大量に来たとしても足腰を傷めるんじゃないかと思います。

そもそもの話で、料理そのものにあまり興味が無い人が修業する場合があります。おいしいものを食べてもらいたいと思って作っているのか、工夫する意欲はあるのか、そういうあたりはカメラを通じて放送ににじみ出てくるものだと思います。そして何より達人が叱るのはそういう精神なんだと思います。

愛貧店が修業をして再出発するわけですが、多くのお店はうまくいかずにつぶれてしまいます。

ブームが去った愛貧店で話を聞くと、テレビを見た人が殺到する→常連さんの足が遠のく→ブームが去る→常連も戻ってこない、というパターンが多いようです。