#0163 02/04/29 再就職先検討中

概要

店名 再就職先検討中
番組サブタイトル 巨大ホテルをリストラ 59歳料理長の逆襲!
場所
達人 メルパルク「杏樹」勢津栄興
「崎陽軒」曽兆明
「龍虎殿」林 訓美
「香港ガーデン」鄭 恵淋
「四五六菜館」山口 哲和&孫関義
「赤坂璃宮」譚 彦彬
修行メニュー
レポーター 不明
ナレーター 乱 一世
ゲスト
作戦 不明
現状 閉店

貧乏状況

店主

中華一筋43年。神戸の超有名ホテルの料理長として君臨し雑誌でも紹介されるほど。ところが突然のリストラ勧告。 ハローワークに通うものの華麗なキャリアが仇となって再就職先が決まらない。月収40万円を希望している。

達人

達人との公開面接。リストラの理由から始まり、経営方針、営業成績など。料理実技面接でヌーボチャイナ6品を作るものの、結果は驚愕の不合格。何を目指しているのかコンセプトがわからないとの評。再度チャンスを貰い、今度は贅を極めた8品を作る。しかし誰からも手は上がらない。今時代が求めているのはバブリーな贅沢料理では無いのだと。

スタジオ展開

結局再就職先が見つからないという消化不良の展開。中華街の巨匠勢津栄興の北九州の知り合いにつないでくれるという。

その後のお店

感想

番組初のハイレベル面接。愛貧の達人総動員。リストラされた大企業部長職の人必見。ホテルの料理人を経験したといってもなかなか仕事は見つからないもんなんですね。本当にウデがあるのなら、達人のうち誰かが採用していたと思うけど、そうはならない。結局、料理長の仕事は世の中を見つめる確かな目でありセンスであり、抽象化されたニーズの把握なんだろう。贅沢なものを出してどうだ!という時代ではなくなったということなのだろう。

追記

このサイトでは、修行された方のお名前はあえて書かないようにしているのですが、番組ではしっかりと名前が出ていました。最近、その人の名前でネット検索していたら、下記の記事がひっかかりました。

「ぐるなび関西ランキング中華部門1位」に輝いたお店 中国王宮海鮮料理 遙華

李さんを筆頭に、神戸オリエンタルホテル支配人兼料理長を歴任された料理顧問の福井一成(Kazunri-Fukui) さんとか、すごい方々がシェフでいらっしゃいます。

残念ながら2010年5月の記事ですが、お店自体は2018年現在でも存在しています。この福井一成さんというお名前、そして神戸の超有名ホテルの料理長という経歴、すべてが合致します。

オリエンタルホテルは神戸の老舗名門ホテルで、ダイエー絶頂期の80年台に地元神戸のダイエーグループ傘下に入ります。しかし1995年の阪神淡路大震災で大打撃を受けます。震災で神戸オリエンタルホテルは閉鎖され、当時各地に拡大していたオリエンタルホテルチェーンも親会社ダイエーの業績悪化を受け、2003年にはゴールドマン・サックスに売却されてしまいます。

この料理人が番組に出演したのは2002年4月でしたが、職を失ったのは震災のときか、ゴールドマン・サックス買収に至る中での退職勧告かのいずれかだと考えられます。

とにかく、捨てる神あれば拾う神あり。大阪北新地で仕事をされていたようでよかったと思います。


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