店名 | 将 (旧店名 酒々舟)) |
番組サブタイトル | 居酒屋店主、地獄の焼き鳥修業 |
場所 | 堺市向陵東町3-3-9 |
達人 | YAKITORI & WINE くうかい 鈴木修二
接客の達人 大阪黒門市場 魚丸商店 浦田一夫 |
修行メニュー | 焼き鳥 おまかせセット 7本1000円 |
ナレーター | キートン山田 |
ゲスト | 江本孟紀、西川峰子、香西かおり |
作戦 | 作戦1 「立地」の徹底分析 若者をつかむ店にする 半径150m以内にない店を 作戦2 「冷凍頼り」のメニューは捨てる 「手作りの味」を追及する 経験を活かした一品を作る 作戦3 究極の焼き鳥で勝負する 「若者のメッカ」渋谷へ飛ぶ 「創作焼き鳥」に挑戦する |
現状 | 閉店。放映当時は、お店の右にタバコ屋、左に散髪屋があった。現在は、タバコ屋は閉店し、散髪屋はヘアサロンになっているが店主は変わっていそう。 |
大阪・堺市の居酒屋、看板を架け替えたり、チラシをまいたりと様々な手を尽くすものの効果なく、全くといっていいほど儲からない。なんにもいない生け簀、覇気の無いご主人、 メニューの9割が冷凍食品で、人気メニューのコロッケは冷凍コロッケを揚げるだけ。 このままの状態があと2ヵ月続けば、店を閉めざるを得ないという。しかし息子の将くんも生まれたばかり。
大阪に戻っても修業は終わらない。まだ苦手な接客修業も残っている 。旧店名「酒々舟」と書いて"ささぶね"と読む。前日の売上は9700円、その前は数千円。
売上 40万円
支出 仕入 13万円
店家賃 15万円
光熱費 8万円
月返済 8万円
合計 44万円
借金 200万円
初日、ご主人はまず大阪から東京へ出て有名焼き鳥店を食べ歩くことからはじめ、修業開始する。
・浅草橋 とり安
・新宿荒木町 酉友
そして、達人の待つYAKITORI & WINE くうかいへ。
二日目は串打ちの修行。だが切った鶏肉の大きさがバラバラ、串で自分の指を刺すなど散々。
三日目は焼き方修行。焼きの順番は、
(1)軟骨
(2)ねぎま
(3)カシラ
(4)小肉(いわゆる"せせり")
(5)皮
(6)手羽先
(7)身
(8)砂肝
(9)しそ巻き
(10)レバー
(11)アスパラ巻き
塩のふり方がマスターできず大苦戦。
修行四日目は7本同時焼き。
そして最終日は大阪の黒門市場で鮮魚販売の接客修行。
お店で出す鶏は岩手の地鶏、香鶏(かおりどり)
オープン2時間半の営業で51080円の売上。そして数日後、あげていなかった結婚式をあげて新しい人生を歩み始めた。
ご主人が病気で閉店後、友人が借りて「ごはんやさん」という店になったそうだが、いまはその跡もない。
ちなみに番組に出てきたとり安、酉友、くうかいのいずれもお店の継続が確認できなかった。それだけに焼き鳥の世界は厳しいということだろうか。
くうかいは、当時の映像を見ると同じビルにトルコ料理の老舗アンカラが入居しているのが確認できることから 渋谷区道玄坂1丁目14−9 ソシアル道玄坂にあったことがわかる。
新宿荒木町 酉友は、区立荒木町公園(金丸稲荷神社)のすぐ隣、新宿通りから車力門通りを北上した突き当りあたりにあったと思われ、2022年現在は、とんかつの鈴新があった場所と推定される。
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